ゆかりねっとを導入しなくても、同じような事が出来るようになってるよ。

新しくゆかりねっとコネクターNEOがリリースされたから、ゆかりねっとを導入しなくても同じ事ができるようになったよ。
ゆかりねっと&ゆかりねっとコネクターの簡単な使い方
音声認識型トークアプリ「ゆかりねっと」を使って Cevio さとうささらさんの音声でナレーションを入れると同時に、ゆかりねっとコネクターを使って日本語と英語の字幕を出せるようにしてみました。
ファイルのダウンロード
※ 基本的に最新バージョンのものを選ぶべきだと思いますが、メジャーアップデートのタイミングで連携が出来なくなったりする事もありますので、各ソフトのお知らせを見ながら選んでください。
- ※ 以下は、動画を作成した時に使わせていただいたバージョンになります。
- OBS
- OBS-Studio-26.0.2-Full-Installer-x64.exe
- OBS用のWebSocketプラグイン
- obs-websocket-4.8.0-Windows-Installer.exe
- ゆかりねっと
- Yukarinette.1.0.7.x64.zip
- ゆかりネットコネクター
- YukarinettePack_v3.2a47.zip
インストール
ゆかりネットのインストール
ゆかりネットのインストールは、普通に次へを選択して進めていけば大丈夫だと思います。
ゆかりネットコネクターをインストールする時に、ゆかりねっとのフォルダを意識する必要がありますので、自分でインストール先を変更した場合は注意が必要です。
OBSのインストール
インストーラーを起動して、次へを選択して進めていけばインストールできると思います。
OBS-WebSocketプラグインのインストール
ダウンロードしたファイルを実行して、OBSのインストール場所を確認(何もしなくてもパス名は埋まってるはず)で次へでインストール完了するはずです。
ゆかりネットコネクターのインストール
ファイルを解凍して出てきたexeファイルを実行して、次へを選択すればインストールできます。
※ インストール先が表示されるのですが、ゆかりねっとをインストールしたフォルダを自分で変更している場合は、ゆかりねっとの直下になっているか注意する必要があります。
設定と動作確認

事前に、ゆかりねっとVoiceroid系のソフトが連携できていることは確認しておいてください。
ゆかりネットコネクター
接続設定 で、 ゆかりねっとプラグイン経由で入力にチェック
配信ツール連携にある、OBS Websocketの接続を確認します。
起動時に接続を試みる、にチェックを入れておいたほうが良いかな。
接続パスワードが必要な感じがしますが、OBS側の設定でパスワードを使うか選べるので、パスワードは設定しなくても良いかな。
OBSの設定を済ませた後で、接続確認を行います。
OBSのWebsockets Server Settings
正常にインストールできていれば、メニューバーのツールからWebSockets Server Settings が選べるようになっています。
WebSocketsサーバーを有効にするにチェックをいれます。
認証を有効にするにチェックを入れなければ、パスワードを設定する必要はありません。
初期値の設定を変更してなければ、表示された値がそのまま使えます。
問題が無さそうなら、OBSの設定をOKで閉じます。
OBSのWebsockets Serverとゆかりネットコネクターの接続確認
ゆかりねっとコネクターの「OBSに接続ボタン」を押して「OBS Studioと接続しました」のメッセージが表示されれば成功です。
OBSとゆかりねっとコネクターのテキスト連動
ゆかりねっとコネクターのOBS転送先
※ OBSの字幕表示とゆかりねっとコネクターが連動するのにソース名が必要になります。
OBS転送先設定の、母国語と、翻訳1のソース名を入力します。
今回は、母国語に txt_jp、翻訳1に txt_enと入力しました。
OBSのテキスト(GDI+)
ソースにある+ボタンを押すとメニューが表示されるので、テキストを選択します。
新規作成を選んで、下側にある枠に、ゆかりねっとコネクターで設定したソース名を入力します。
ゆかりねっとコネクター側の母国語と連動させたいので、 txt_jp と入力しました。
表示するフォントの種類や大きさ、色や枠の大きさと表示位置などを調整しながら設定していきます。
翻訳1も、txt_en として、同じように設定しました。
ゆかりねっとのゆかりねっとコネクター連動設定
ゆかりねっとと、ゆかりねっとコネクターを連動させる設定をします。
ゆかりねっとを起動後にフィルターを選んで、「ゆかりねっとコネクター転送プラグイン」に、チェックをいれて有効にすれば設定は終わりです。
運用する時の手順
1.OBS Studio
2.ゆかりねっと
3.ゆかりねっとコネクター
4.ゆかりねっとの音声認識をスタート
という流れで、各ソフトウェアを起動すれば連動して動作します。
字幕だけ欲しいよという人は、UDトークとの組み合わせも

合成音声は使わないから字幕だけ欲しいよと言う人は、ゆかりねっとコネクターと、スマホアプリのUDトーク の組み合わせのほうが良いかな。
最後に
ゆかりねっとで音声認識した結果で合成音声を流したり、ゆかりねっとから、ゆかりねっとコネクターに情報を渡して、外国語に翻訳した字幕を、OBSに表示させる設定について調べてみました。
字幕については、ゆかりねっとに標準でついているグリーンバック字幕との合成でも問題ないとは思うのですが、将来的に音声認識にUDトークが使えたり、外国語翻訳をつけられるといった機能も試してみたいと考えて ゆかりねっとコネクターによる字幕の表示を試してみました。
ダウンロードして数カ所の設定で使えるようにと思って簡単な説明になりましたが、UDトークというスマホアプリとゆかりねっとコネクターの組み合わせで、合成音声を使わずに字幕を表示するだけの使い方も出来ます。
一定量が無料で使える有料の翻訳エンジンの登録や、PIXIV FANBOXを使った、ゆかりねっとコネクターさんへの支援プランの加入など精度や奥の深い使い方をする方法が他にも沢山あります。
この辺りは、改めて動画にしたいなと計画しています。
参考リンク
🔖ゆかりねっと
▶ http://www.okayulu.moe/
🔖ゆかりねっとコネクター
▶ https://www.machanbazaar.com/introduction/
🔖ゆかりねっとコネクターさんのBOOTH
▶ https://booth.pm/ja/items/1241076
🔖ゆかりねっとコネクターさんのサポート窓口
▶ https://discord.com/invite/Jgx72FZ
🔖OBS ▶ https://obsproject.com/ja/download
🔖obs-websocket 4.8
▶ https://github.com/Palakis/obs-websocket/releases/tag/4.8.0
※初出時に作成した、現在だとv2相当のブログの記事と動画です
※ セリフは、ゆかりねっとコネクターの翻訳エンジンの利用料金が全部開発者さんの負担になっていた時期のものです。
音声認識に適した喋り方なども研究したいですが、その前にゲームをプレイしながら喋れないので、そっちの練習が大事だなぁと思ったりしました。
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