【3tene】低予算でvTuberの作り方 3tene (ミテネ)というソフト

2年くらい前、Virtual YouTuber というシステムが流行してから大量に Virtual YouTuber ( 以下vTuber ) が誕生しました。

VRの機材で演者の動きをトレースし、それをアバターというコンピュータ上のキャラクターに反映させ、おじさんが美少女に生まれ変われる 「 バ美肉(ばびにく) 」なんて言葉も生まれました。

VRの機材でトラッカーといわれる部品を腰や両足につけて全身の動きをひろう「フルトラッキング」(フルトラ)といわれる仕組みになると高価になってしまうのですが、3teneを使えばWebカメラとリープモーションと3tene(ミテネ)が動作するパソコンがあれば、比較的安価に vTuber を作れると知って興味が出てきました。

低予算でvTuberに なれる 代表的なソフトウェア3種類

 色々調べてみた結果、 FaceRig, 3tene, Luppet という3つの選択肢があるみたいという事がわかってきました。
 今回は、 3tene を動かすのに具体的にどんな機材や予算が必要なのかチェックしてみます。

3tene (ミテネ) の特徴

3tene 公式ページ (https://3tene.com/ )

これからVTuberを目指す方に、簡単に手軽に扱えることを目的として作られたアプリです。

お好みの3Dモデルを読み込み、表情やポーズの変更、エフェクトの追加が可能です。
また、ウェブカメラがあれば顔認識でまばたき、顔の向き、口の動きを3Dモデルに反映させることが出来ます。
さらに、LeapMotionを利用すると腕や手も動かすことが可能となります。
対応ファイル形式:VRM

個人で当ソフトウェアを利用して作成された画像・動画については、商用・非商用問わず制限なく利用することが可能です。
※法人でのご利用については、企業用Pro版のご利用をお願い致します。

3tene 公式ページ ( https://3tene.com/ )

動作環境

最新の情報は、公式ページを参照してください

 推奨環境が、第4世代 Core i5 4590以上、メモリ4GB(実際は最低でも8GB以上が良いと思います)ということで、第8世代のCPUだと Core i3 と同等くらいの性能なので、お財布にも優しめなんじゃないかなと感じました
 第4世代 Core iの中古パソコンの流通量が増え、価格も下がってきているので狙い目かもしれません。

3teneFree と 3tene Pro の違い

最新の情報は、公式ページを参照してください

 3Dモデルをアバターとして利用できる3teneの種類として、3teneFree( 無料 )版と 3tenePro(\1,080円)版があります。

Webカメラ + Leap Motion で 3tene(Free or Pro)

LeapMotion sample
LeapMotion sample

指や腕を動かす事が可能(LeapMotion)
 LeapMotion を使用することによりwebカメラだけでは実現できなかった腕や手、指のトラッキングが可能になります。
 使い方はとても簡単で LeapMotion を接続するだけで 3tene で利用可能です。3Dモデルの手をセンサーの上にかざした自分の手と同じように動かすことが出来ますので LeapMotion をお持ちの方は是非お試しください。3tene での表現の幅が格段に上がる事でしょう。
 また、 LeapMotion モードの新機能を実装予定ですので実装完了までもうしばらくお待ちください。

3tene 公式サイトさまから引用させていただきました。
ロボショップさまから引用させていただきました。 約1万円

 紹介動画を見ていただくと分かるのですが、Webカメラで表情の動きをトレースして、Leap Motion™ Controllerという装置で腕や指の動きをトレースするみたいです。
 アバターは全身を出せるようですが、下半身が動かないので、実質バストアップでの登場になりそうです。

Webカメラ + Leap Motion で、ざっくりおいくら?

 3teneFree(0円)で済ませて、 5千円くらいの高級なWebカメラを使うとして、 Leap Motionが 約1万円 で、 PCを除いた機材代は、ざっくり 1万5千円くらいで揃えられそうです。

全身が動かせる Real Sence + 3tene(Pro のみ)

RealSense サンプル動画
RealSense サンプル動画

骨格認識での全身制御(RealSense + Nuitrack)
 RealSense というカメラデバイスと Nuitrack というソフトウェアを組み合わせて利用すると、骨格を検出し、3Dモデルの全身制御が可能です。
 VRモードとは違い、VR器機を身に着けたり設定することなく RealSense に自分の体を映すだけで、3Dモデル全体を動かすことが可能です。
※RealSense D415 / D435 対応

3tene 公式サイトさまから引用させていただきました。
Real Senceの選び方については、 テガラ株式会社さまの記事がオススメです

  RealSense というカメラ1台で表情や全身の動きをトレースできちゃうみたいです。
 アバターは全身を出せるようです。
 紹介動画を見ると、若干揺れてる感じに違和感があるので演者の動きに研究が必要かも。

 注意点として、 RealSense だけでは駄目で、Nuitrack というソフトウェアが必要になります。

  • 無料で3分間お試しできる NUITRACK trial
  • オンライン環境 1年間のみ使える NUITRACK pro online ( $39.99 )
  • 買い切りライセンスの NUITRACK pro Perpetual ( $99.99 )

 RealSense のセットアップや NUITRACK のインストールをするのに技術が必要になります。

RealSense で、ざっくりおいくら?

  • 3tene Pro 版になるので、 約千円。
  • 演者が一人の場合 D415 のほうが精度が出そうなので、 D415 にして 2万5千円前後。
  • NUITRACK の1年間ライセンスで始めるとして 4千円くらい。

  PCを除いた機材代は、ざっくり3万円くらいではじめられそうです。

VRモード(参考)

キャリブレーション トラッカー無 サンプル①
キャリブレーション トラッカー無 サンプル①
キャリブレーション トラッカー有 サンプル③
キャリブレーション トラッカー有 サンプル③

 VRで使うなら最低でも HTC VIVE(頭と両腕) + VIVE Tracker が3個( 腰と両足 )が欲しいです。

VRモード で、ざっくりおいくら?

  • 3tene Pro 版になるので、 約千円。
  • HTC VIVEが6万5千円くらい。(Cosmosという新製品が出たので少し安くなった)
  • Trackerが3個で 4万円くらい

 PCを除いた機材代は、 ざっくり11万円からスタート。

  • パソコンのスペックで “VR Ready” という基準があって、Webカメラ + Leap Motion の組み合わせに比べると必要な処理が増えるので、より高性能なパソコンが必要になると思います。特にグラフィックボードは高性能じゃないと動かないかも。

3tene の良いと思えるところ

  • アバターにVRM という標準フォーマットの3Dモデルが利用できる。
  • Webカメラ + LEAP MOTION で、比較的お手軽にはじめられる。
  • VRの機材が無くても、 RealSense + Nuitrack を使えば 全身を動かして撮影することが出来る。
  • 機材が揃えられるなら、VRモードが良さそう。

3tene の弱いと思えるところ

  • RealSense + Nuitrack を導入する難易度が高そう。

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